オススメのライトノベル募集中。

2016年03月18日

コピーフェイスとカウンターガール 2

コピーフェイスとカウンターガール 2 (ガガガ文庫)コピーフェイスとカウンターガール 2 (ガガガ文庫)
仮名堂 アレ

小学館 2009-03-19
売り上げランキング : 227037

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


「良平さんはわたしとサナ姉、どちらともつきあっています。
しかも同時進行で」大学受験を控え、
天体観測部に顔を出すことも減った高校三年の秋。
平良良平は、下駄箱にラブレターならぬ大学祭への招待状を受け取り、
早希とともに早苗の待つ東京へ向かう。
行く先々で、キス・カウンターの異名を取る宗像宗助、
早苗にいいように使われている円谷円、
平良家一族でネガティブ思考の公平ら、おかしな連中と知り合った良平は、
なぜか早苗と早希のキスの権利をめぐってイケメンコンテストで争うことに。
早希の見守る中、はたしてキスの行方は…。







ワクワクするはずの青春がワクワクしない

ポイントポイントで見ると結構いい青春小説なんだけどこれは売れないだろうな、
人気でないだろうな、という雰囲気のストーリー。
所謂キャラノベレーベルだったらワンチャンありそうな気がしますが
濃いガガガ文庫だと目立たない。
作中で個性的なキャラクターとされている人々は
ガガガ全体で見れば影の薄いモブ程度の存在感。
他の作品と比べるのではなく
その作品一つで評価するのが正しい読者のあり方(管理人は正しくあるつもりはない)だと思いますが
「コピーフェイスとカウンターガール」(比較的マイナー)を手に取るような読者は
多くのガガガ文庫を読んでいることが予想されます。
そうなるとついつい他と比べてしまいますよね。
「コピーフェイス」という特性を物語にうまく反映させている、
パズルのように無駄なく整然とはめ込まれた早苗の策略がある、
良平と早希の微笑ましいラブもある、
それにもかかわらず地味で、なにか物足りない感じ。
「コイツ何してくれるんだろう?」というワクワク感とか
「こんなキャラ見たことない!」
「コイツ本当に楽しい!」みたいなのがない。
全体的に若干不快なキャラ造詣なのがいけないと思う。
モテないことを顔のせいにする呪いのせいにする
「純愛のキスで呪いが解ける!」
といっても他人の代理でキスしても意味はないでしょう。
モテるために努力するのではなく
すでにモテている親戚を引き釣りおろして
成り代わろうとする根性がきたねぇ。
憧憬がわかない。尊敬できない。笑えない。
まともな良平と早希が唯一の清涼剤。
良平が相談しやすいキャラだったり
良平がイケメンコンテストで優勝したり
早希の「良平は必要な嘘を見分けてくれる」といった啖呵
ポイント、ポイントではいいところ沢山あるんですけど
一番点をとって欲しいところで減点してしまってる感じ。
やっぱり公平の名前でコンテストにエントリーして
それがきっかけで円と付き合う(?)ことになるのだから
一回ぐらい負けてもいいから彼もコンテストに出て欲しかったなぁ。
と思いました。

早苗のダジャレの多いセリフが最高に詰まらない。
言葉の選びがダサい。中二的なトキメキがない。
物語のテンポを阻害している。
こういうクズを笑うためには勢いが必要なのですが
そういう阻害が多いのもこの話をイマイチ楽しみきれない
要因の一つなのかなーと思ってます。

ワクワク感が足りない。
コピーフェイスとカウンターガール、オススメしない。


posted by 安藤 at 22:09| Comment(1) | TrackBack(0) | ガガガ文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶり。これ読みましたがまあ暇つぶし程度のものですね〜。2〜3年前に読んだ気がしますが
Posted by スィ at 2016年09月01日 23:32
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/435199059

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。