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2016年01月14日

聖石の使徒 4 再読

聖石の使徒―其は天秤をかざす者〈2〉 (コバルト文庫)聖石の使徒―其は天秤をかざす者〈2〉 (コバルト文庫)
前田 珠子 山本 鳥尾

集英社 2002-06
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兄を探すため、家を飛び出したソラミイノ。
そんな彼女の重荷にならないよう、アラクセイトは必死だった。
しかし、正体不明の胸騒ぎにかられ、
兄の気配を探っていたソラミイノの邪魔をしてしまう。
親友の少女を激怒させた彼女は、困り果てながらも胸騒ぎの原因を彼女なりに考えていた。
そこへ異変が生じ、大地から凄まじい『力』が噴き出す。
それは美しい獣を生み、彼女に敵意を向けるが…。



ちょい盛り上がりに欠ける。

親友の兄がラスボス的なものに乗っ取られて
連れ去られているのになんか盛り上がりに欠けます。
なんかこうスッゲーこと起こってるのに
神殿とか使徒とかそもそも神はいったいなにやってるの感。
世界の大きさとか使徒の数とか
神様どれくらい忙しいのかとかよく分かっていないから
彼らが無能に見えてしまう。
もう少し世界の説明が欲しいところだし
師匠を離れて独り立ちするのには早すぎた。
ミイノ、アーク、ガネルも有能というわけではないですからね。
固有のスペックは高いのですが
考え方とか経験が年相応で旅やコミニュケーションはぐだっていますからね。
特にチームの頭脳であるミイノが
誘われまくってヒステリー全開なので
そんなぐだぐだな状態でおされ気味の
ラスボス及び悪神官共がしょぼく見える。
「全然パワーはないけど作戦とチームワークでなんとかなったぜ!」
「仲は悪いけどここのスキルの組み合わせでうまく敵を翻弄したぜ!」
「経験がないことが逆にプラスになって罠をかいくぐったぜ!ビギナーズラック!」
などのシチュエーションが萌えるんだよなぁ。
「聖石の使徒」は敵を倒すための条件は予めそろっていて
一応敵さんは邪魔してくるのでそれなりに苦戦するのですが
いやーもっと使えるカードあったでしょ、
そもそもそれじゃ普通勝てないでしょ。
何で勝っちゃうかなーみたいな。
「仲も悪いし知恵や工夫も特にない!ピンチだったけど偶然神が助けてくれてなんとかなりました!」
ごり押し展開だからなー。
何もかも(敵さんすら)流されるまま進んでいっている感じが
大変燃えません。
そういう雑さがおしい。
もっと美味しくなりそうな雰囲気はあるのですが。
雰囲気は最高なのでもっと丁寧に料理してくれればなー
「イダワントが消えたか…」じゃねーよ。
なんでいつのまにかイダワント死んでんだよ。何でだよ。
なんとなく瘴気の元であるイダワントを意識しないバトルだったので
イダワントが死んでいて混乱しました。
操り人形の糸を切ったレベルの攻撃だと思ったら
距離を超えてダイレクトアタックしていたわけね。
もうちょいしっかり描写してくれたらいいのになぁと思いました。

悪の組織って善良な市民から一定数存在しているからこそ
利益を吸い上げることができると思うのですが
悪神官たちは世界を滅ぼしてなんの得があるのでしょう。
なんか「人間から神にしてあげるよー」とか誘われているのでしょうか。
瘴月神は「誰かに選ばれたい」より「世界ぶっ壊したい」気持ちのほうが
勝ってるので選んでくれるかもしれない他人(神)を
ぶっ壊すことに躊躇がないのは分かりますが
たかが人間が世界を壊してなんになるのでしょうか。
悪神官なんであんなに集ってるの?
なに?瘴月神のカリスマ?
でも彼らどういいつくろっても
フラレ神のダダッコ神で神話の中で唯一消滅した神だからね。
普通に負け組みだから!
と人間共に説教したい。

ちょっとなー
カリスマがなー
読者側まで届いてこない感じが残念です。
早く師匠と合流しないかな。
聖石の使徒、感想終了。




posted by 安藤 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | コバルト文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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