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2015年07月26日

六花の勇者 6

六花の勇者 6 (ダッシュエックス文庫)六花の勇者 6 (ダッシュエックス文庫)
山形 石雄 宮城

集英社 2015-07-24
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〈運命〉の神殿で分裂した六花の勇者たちに、テグネウの本隊が迫っていた。
六花たちはア ドレットを中心に策を練るが、一方テグネウは大軍の凶魔での物量攻撃と、
「愛」の力を利用した心理的な揺さぶりを仕掛けてきて……!?



愛こそが全てを打ち負かす。

六花の勇者が楽しすぎて
六花の勇者のキャラが愛しすぎて
全然読み進められませんでした。
狂気に染まったアドレッドを見ていられない!
アドレッドが裏切る展開が来るのが分かっていたので
裏切った後仲間達がどんなに落胆するか、
どんなに絶望するか、
そんなことを思うとページが進みませんでした。
凄く面白かったのですが、
きっと最終的にはアドレッドが何とかしてくれると
思っていたのですが気が進みませんでした。
もう6巻なので何人か勇者が死ぬこともあるかなー
とも思っていたので。
六花が死ぬならアドレッドが積極的に六花を殺そうとしている、
六花が分裂している、
六花にナッシャタニアとドズーがくっついている
このタイミングだろうと思っていたので。
死なないでいてくれるのは嬉しいのですが、
逆に不自然だとも思いましたww

テグネウは愛の力を信じていたようですが
自分で誰かを愛することができなかったため
愛とは何なのか、ということをわかっていなかったのだと思います。
愛には愛される、と愛する、の二つの行程があって
他人がいちゃいちゃしている分には
愛される、愛するがあることが分かっていても
自分のことになると「愛する」ことができない、
という事実にばかり気をとられ
愛には「愛される」という行程を蔑ろにしてきたように思えます。
テグネウは結構愛されキャラだと思うんですよねww
勇気を持ってテグネウに進言した凶魔がどれだけいたのか。
テグネウは間違っているのではないのか、と思いながらも
従った凶魔がどれだけいたのか。
彼らはテグネウが強い凶魔だと信じていた。
彼らはテグネウが勝利に導いてくれると信じていた。
彼らはテグネウが魔神と凶魔を愛していて、
勇者との戦いに勝利することができれば凶魔たちを愛してくれると信じていた。
凶魔の忠義というのは人間同士の敬愛とは結構違うようなのですが
それでもやっぱり愛はあったんじゃないかなぁ。
テグネウは自分が愛されていることに気づかなかった。
愛され続ける努力をしなかった。
凶魔たちの愛に応えなかった。
テグネウを敗北に導いたのもまた愛だったのではないでしょうか。
愛することができなくとも愛されることはできたはず。
「愚かね。テグネウは」と切り捨てるフレミーの言葉に少しつまるドズー。
テグネウをかつて友達として愛していたドズーは
思うところがあるのかもしれません。
カーグイックとドズーが三匹でつるむようになってから
頭角をあらわすようになったのは
愛していたから、だけではなく愛されていると思えたからなのかもしれません。

エンディングで何事もなかったように
一輪の聖者と魔神がいちゃいちゃしていて
ほんとカーグイック救われねぇなぁと思いました。
この戦い意味あんの?
テグネウの配下にまで涙する打なんて本当に
カーグイック様はお優しい方なんだよぉ。
テグネウの配下の情報ではフレミーの母親はカーグイックに
殺されたことになっているのですが
この分だと凶魔と犬は保護されている可能性もありそうです。
魔神の周辺を警護しているのはカーグイックだと思うので
フレミー母と出合ったりもするかもしれません。

私が化物だと知ってもあなたは愛してくれるだろうか?
僕が君を化物と罵っても君は僕を愛してくれるだろうか?
というわけで暗黒アドレッド登場。
むしろ復活。
そりゃ愛の力は無限大で最強だけれども、
「いつだって嘘を真実に変えてきた!」という言葉がカッコイイですけれど
このままなし崩し的にやっぱりフレミーのことが好きでした、
ってなるのはなんか違うと思います。
洗脳されていたとはいえあれだけ人間を殺して
簡単に許されてはいけない。
洗脳が二人を結んだのなら
洗脳が解けたらまた縁を結びなおさなければならない。
そういうものなのだと思います。
なのでこの展開は胸が熱くなります。
もしかしたらヒロイン交代ということもありえるかもしれません。
アドレッドはもう二度とフレミーを愛せなくなってしまったのかもしれません。
それでも、どれだけフレミーを憎んだとしても
六花の仲間として縁を結びなおして欲しいと思います。
フレミーは自分を愛してくれないアドレッドなんて初めてなので
めちゃくちゃ戸惑いそう。
モーラとロロニアの友情でなんとか乗り切って欲しいものです。

大変面白かったです。
7巻も楽しみです。
感想終了。



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