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2014年10月18日

のうりん 6

のうりん 6 (GA文庫)のうりん 6 (GA文庫)
白鳥 士郎 切符

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HEY! ニッポンの皆さん初めましてだナ!?
ナタリー、テキサスからコウサクを嫁にもらいに来ましタ!
連れて帰って一緒にコメづくりするナ!?
……ナにナに? アメリカじゃ、美味いコメつくれナいって? ノー!! それ違うナ!?
日本じゃナくても日本人に合っタ作物はつくれるし、規模も技術も比較にナらナい!
そしてナにより……ナタリーが一番かわいいナ!? だからコウサク、Will you marry me!?

最後の寮生来襲!
グローカルな規模で超展開する愛と有機の農業高校ストーリー、全世界激震の第六弾!
――日本よ、これが農業だ。


ロディオボンバーボインボイン

五人目の寮生は違法ババァでした。
管理人は違法ババァ大好きなので問題ないですよ。
アメリカ人にしたって発育よすぎではないでしょうか?
表紙の健康的なオッパイがステキですね。
絵口の「日本よこれが農業だ」が各自のオッパイを紹介しているようにしか見えないですね…
けしからんですねまったく…

昆虫食(イナゴ)にびびるナタリー。
ニホンやべぇえぇぇぇ〜
でもアメリカでも昆虫食は研究されているんじゃなかったっけ?
「家畜を育てるよりエコ」「穀物や肉を育てるだけじゃ世界の飢えは解決できない」
的な感じで農業にも関係ありそうな分野だと思うんですけど
8歳で農業専門のナタリーのアンテナには引っかからなかったか。
TTPまでは知っていてもやっぱ8歳だもんな。
継はいろいろ知ってそうだけど。
そういえば継も昆虫食苦手だったんだっけな。
知っていても参入だけはしなさそうだ。
自分が味見することが出来ないものは作ることが出来ない。多分。

金上社長がかっこよすぎてヤバイ。
金儲けに大事なこと、金儲けより大事なことを知っている社長最高だぜ。
農業、そして貧困について真摯に向き合う


アリーナ姫の話はちょうど「パラレル・ワールド」という本を読んだことがあったので
事情は大体知っています。
1999年の本なので情報は古いんですけど。
日本は普通の外国人よりも日系人を優遇してビザを発行するらしいです。
それで日系ブラジル人がよく労働力として使われているらしいです。
ソニーとか、そういう工場系のお仕事です。
彼らは日本が技術大国なので日本の技術を学べると思って日本を働き場所に選びます。
しかし仕事は単純作業ばかり。
機械で出来ないところや、機械で出来るのに安い労働力だからって機械導入をケチって
外国人労働者にキツイしごとをさせるのです。
それでも少しはいい給料なのでずるずると居座ってしまう。
ブラジルと日本なら日本の方が生活水準が高いので
慣れてしまうと中々帰りがたい、ということもあります。
ライフライン、娯楽、ちょっとした家電とかね。
そうやって重労働を続けていくうちに腰や間接を壊します。
外国人労働者は正社員にはなれないので労災が効きません。
我慢して働き続けるしかありません。
そうしているうちに結構な年齢になってしまい
国に帰ったところで働き口がないという状況になってしまうのです。
ブラジルから日本に出稼ぎにくるぐらいなのでブラジルの働き口は少ないのです。
頼みの技術も全く得られていません。
ブラジルや他の国からの外国人労働者は辛い日々を送っているのです。
「パラレル・ワールド」では日本の街でサンバカーニバルが開かれた
時のことも書かれています。
日系ブラジル人はイキイキと故郷のお祭りを楽しんでいました。
管理人は日系ブラジル人が苦しんでいるのは仕方がないことなのかなと思っています。
日本の技術なんてそうほいほい公開できるわけがないし。
等の日本人が苦しい状況なのに日系ブラジル人・外国人労働者から順に
救済していくことなどできないと思っています。
ですが日系ブラジル人・外国人労働者が昨今の日本を支えてくれている事実を知らない、
忘れている、というのはとても不自然なことです。
外国人労働者もまた生きた人間であるということ理解する必要があると思うのです。
外国人労働者、正社員、非正社員に関わらず
仕事でえた病気や怪我は国や会社が何とかしてあげるべきだよなぁ。
それが分からない(許されている)のは人間ではない、とどこかで思ってるからではないかと。
「パラレル・ワールド」ではサンバカーニバルが、
「のうりん」ではサンバ丼やブラジル野菜が、
日本人と外国人労働者を繋ぐ架け橋になると思う。
「こういう食べ物を食べる人間なんだ」って分かる。
「ブラジルってすげー美味しいんだ!」って分かる。
そこにコミニュケーションとか繋がりが生まれてそこにいる人たちが
皆生きているってことが分かるんじゃないかな…
生きているの分かるのは雇ってる側の日本人だけじゃなくて
雇われてる日系ブラジル人の方々も
自分達が生きていること、日本人が生きていることを分かってほしい。
管理人はそういう気持があったので「おてんば姫の農業」は読んでて悲しかったですね。
みんなを幸せに出来る仕事がなくなる瞬間はいつでも悲しい。
その上、十日夜も若干滑っていて辛い。
金上によると今はそっとしておく時期みたいなんですけど…。
悲しくて寂しくて辛いな。

芋煮会に造園も呼んでやる優しさ。
ホモは近づくな、と言っておきながらなんだかんだで仲いいよなぁ。
そういう優しさに惚れているのかもしれない(止めろ!)
「幼女×僕ss」は工が愛されすぎていて
今後この子に悪影響が出ないだろうかと勝手にハラハラしてしまい
微妙に楽しめなかったです…
オタサーの姫的な事案にならないだろうか。
章の終わりで双子姉妹と友達になったところでほっと一息つけましたが。
なんかいい雰囲気で、あ、よかったこの子捩れないよかったよかったって感じです。

新キャラのリョーコ先生が面白い。
二十台だからATフィールドも無効。
三巻あたりからベッキーの奇行が目に余るようになっていたので
こういう根はまともな先生が登場してくれると頼もしい。
お前が言うな花園、お前が言うなの農、お前が言うなの耕作。
巡り巡ってボケのコンボが続いている感じが楽しい。
農業の暗い話、希望を持つ話、今まで出てきたキャラがちょうどよく登場し
話を展開していく様が大変よいです。
テンポ厨大満足。
読んでいて凄く楽しい。

のうりん、オススメしたい。



posted by 安藤 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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